わが国の今後の喫煙対策と受動喫煙対策の方向性とその推進に関する研究

某企業、事業場内の喫茶店

手前が禁煙席、奥が喫煙席、

間にガラス製の壁を設置。

出入口2カ所。

喫煙席側の右端の細長い窓のガラスを外して換気扇4台設置(テレビの横)。

 同上

喫煙席側からみた禁煙席(壁の向こう側)。

通り道は2カ所。

羽根径25cmの換気扇が4台。

通常の出入口の大きさなら、0.2m/sの空気の流れを発生させるのに換気扇が2台必要。

出入口が2カ所あるので、4台を設置。

 同上の粉じん濃度をシミュレーション。

白い四角は喫煙者を示す。

壁の手前(下)の禁煙区域の汚染はなく、空間分煙となっている(白い部分は厨房)。

 同上

喫煙席側の粉じん濃度測定は2カ所(A,B)とも厚生労働省の評価基準0.15mg/m3以下であり、禁煙席側の粉じん濃度測定でも汚染がないことを証明。

   
   

タリーズコーヒー 小倉紫川

ガラスの小部屋が喫煙席。

ドアが閉まっており受動喫煙なし。

モスバーガー

小倉店

奥のガラスの壁の一角が喫煙席

モスバーガー

小倉店

ガラスの仕切で分離された喫煙席

東京国際フォーラム

手前は禁煙区域、奥のガラスの壁で仕切られた空間が喫煙席。良好に分煙されたレストラン。

ただし、従業員の受動喫煙は防止できない。

ミスタードーナッツ、福井ベル店

喫煙席はガラスの壁で囲われてはいるが、出入口が開放されている点が問題。

ミスタードーナッツ、福井ベル店

「ガラス壁で分離されているものの、入り口は開口している。禁煙席までの拡散はさほど強くはないが、全くゼロではない。」

情報提供:山村先生 06年8月

新北九州空港

ダイニングれすとらん 海彩

116席中、壁で分離された喫煙区域に36席。出入口が天井まで開口、喫煙席のエアコンの吹き出しが禁煙区域に向いていることから、相当量の煙が禁煙席に漏れると思われます。情報:大和

   

フィンランド

法律により飲食店での受動喫煙防止が義務化。

レストランの中の喫煙室(飲食可能)。

フィンランド

上の写真、反対側から。全面積の3分の1程度が喫煙室化された。

情報募集中  
   
   
   
   
   
   

 

飲食店の分煙事例 Index へ戻る